リンパ腫じゃない話
ボスと私はとっても仲良しでした。
実家の犬でしたが、飼い主達も羨む仲でした。^ ^
8歳でいってしまったボス。
もう15年以上前のことですが、前日の診断確定から翌日のお別れまでは今でも忘れられません。
遡れば3歳くらいから、辛そうな行動をする事がありました。
病院にも行きましたが、関節炎だ、癌だ、と診断は病院によってまちまち。
いよいよ毎日辛くなって、MRIのオーダー。
今ほど、MRIのある施設はなく予約から数ヶ月後。既に首から上しか動かせない状態になってしまいました。
良性の腫瘍が末梢神経の末端から中心に向かって出来ていく珍しい病気。
とても辛いだろうという事でモルヒネを使ってくれました。地元の病院に戻り、翌日にお別れ。
予定よりはやく着いた私は、少しだけ2人の時間を過ごす事が出来ました。
私の家には20歳になる介護の必要な犬が居たので、このコが逝ったら行くからね、と実家にはしばらく帰っていませんでした。まさかボスが先に行ってしまうなんて、、、
後悔ではありませんが、楽しい時間を過ごせなかったことは残念でなりません。
この病気が3歳や4歳で発見できたとしたならば予後は?
その時言われたのは、患部の切断だそうです。
老夫婦と20キロの犬の前脚の切断はかなり生活し難かったでしょう。車椅子もまだまだ見かけない時代でしたから、、、
Q太郎は、どこかボスに似ています♡